週末からMtgができていませんので
個人的な白緑を使う上でのバグブレード対策を考察
基本形はコレ
http://d.hatena.ne.jp/Strike/20111105
霊誉の僧兵やPWといった重量級が多い白緑に対して
軽量で打点の高いハエや瞬唱、
白タッチだと深夜の出没、後赤のはらわた打ち
残りはカウンターやバウンス
とにかく隙が小さくて主力がカウンターされている間に押し負ける事が多い
3マナ以上のカードはカウンターの射程に入るし、1マナのクリーチャーは
マナクリ中心の緑白だと打点で負ける、2マナはそもそもジャンプする事の多い
このデッキだとそんなに選択肢が無い事が不利の主因である
(あとドロー等のカードアドをとるカードも少ない)
このアドをとるカードが少ない事が特に問題、相手が土地4枚以上の局面では瞬唱がほぼ確実に1枚分以上のアドを稼ぐ事に対して対策が無い。
バグブレードも純粋コントロールと比べるとアドのとれるカードは少ないけども
高速で決着をつけるような環境ではこの早い段階での微妙な1枚分のアド差を稼ぐ事で
決着がつく局面も多い
という事でアドのとれない白緑の対策としては軽量(3マナ以下)で打点の高いカードorインスタントタイミングで動く事のできるカードを増してプレッシャーをかけ続けるという事になる。
しかし一方でメタが混沌としているので
全体の構成を変えるレベルのカードは余り入れたくないのも正直なところ
極力影響が出ない範囲で対策となりえるカードを考察する
(特に広島型の白緑で以前の型と比べて枚数が減ったカード、入っていないカードから)
そこそこ有効なカード
刃の接合者
メタの変遷でミラクルにお株を奪われがちであるが白3マナのエースカード
またシングルシンボルな事も偉い。ミラクルと交換で使われる事も多いが
バグ対策としては2体クリーチャーが並ぶ事がポイント、純粋な打点でもハエに勝る
3マナのクリーチャーの質では緑白はバグを圧倒するのでミラクルと両方採用する事が望ましい
内にいる獣
万能対策カード、但し3/3が残る。まずこのカードはバグ相手に最適なカードではない。
ただしこのカードの利点は聖別やタイタンといったカードを落とせる汎用性の高いカードであるという事が強みである。この環境では受けが広い事は換え難い利点である。
バグ相手に打つ時は主に1、ハエの飛行がどうしようもない時、2、インスタントタイミングで自分のパーマネントに打つ時、である。特に2、が重要でバグブレードでは3/3を処理する方法がメインではバウンスのみ、サイド後も漸増爆弾と四肢切断しかない。
漸増爆弾はメインで打つカードなのでテンポを乱して次のターン展開できれば十分である。ただしアドバンテージの損失も痛いカードなのは難しいところ。
呪文滑り
アーティファクト対策の跋扈する環境で若干見かける事の減った呪文滑りだがバグには多少有効である。バグの厄介な所は折角刃砦などを展開できてもバウンスでテンポ阻害をされる事である。ここに呪文滑りがいればテンポロスの被害を軽減してくれる
また瞬唱+はらわた撃ちを耐えれるタフネス4が偉い上、ガヴォニーのある白緑ならば打撃線にも対応可能、あとバグ以外にも地味にケッシグの無力化、忘却の輪の回避等の仕事もこなせる
忠実な軍勢の祭殿
白祭殿、説明不要。3~4体のマイアとガヴォニーがあればそれだけで勝てるレベル
ただし意外と相手が高速な事、サイド後には神への捧げ物が入る事から過信は禁物。
ヴィリジアンの密使
2マナ2/1枠とデッキ圧縮担当
バグは土地が22枚構成なので等しい割合でカードを引くと単純に36,7%で土地を引く、一方白緑は土地が24~25枚なので同40%+という事になる。この密度の差が致命傷になる事は往々にしてあるので圧縮効果は無視できないし、純粋に放置されれば2点クロックは瞬唱と同等なので十分なプレッシャーがかけられる
エズーリの射手
おしゃれ枠、1/2+飛行ブロック時にのみパワープラス3。ハエが変身すれば相撃ち、
しなければ一方的に屠れる。深夜に出没する幽霊も同様、瞬唱とも相撃ちは取れる。
タフネス2もはらわた撃ちに対する耐性になる上、1マナ1/2エルフなので流城の貴族、
墨蛾にも一方的に勝てる汎用性はある。スイカバーには手は出ないがまぁ1マナだし
ただしそれ以外のメタには基本的に微妙
とりあえずここまで
あと効果自体はあるけど微妙な(気がする)カードとしては
スラーン(広島型に入っている)
コントロール対策、打ち消されず、バウンスも効かないアンチカードではあるが
4マナに達する頃には相手は返しにスイカバーが出ている可能性も高い。(スラーン4枚刺しを除けば)付け替えもある中でスイカバー相手に突破力のないこのカードが仕事できるかは甚だ疑問
秋の帳
カウンター、バウンスに対する回答カード
テンポロス等に対しては有効だけどアド差を覆すカードではない、このカードのスロットで
攻めた方が有効な気もする
堂々たる撤廃者
だだ強カードではあるけど白ダブルシンボルが純粋にきつい。
以下加筆
悪鬼の狩人
広島型にサイド一枚刺し、おしゃれ枠
ハエ対策には有効、3マナで瞬唱に一方的に勝ち、
変身を解除できるナイスカード、ただし除去としては微妙
特にケッシグの金屑や冒涜の行動、コントロールのデイジャで相手のクリーチャーのみ
復活、というシチェを作りかねないのでやや汎用性に難ありか
ただし白青や同型には有効なのでメタ次第かな、と
深夜の出没
インスタントの生き物召喚、隙も少なくトークン戦略にかみ合う一枚、
ただこのマッチアップで、清浄の名誉や無形の美徳のない純粋な白緑ビートだと
ずいぶん受け身なカードでもある。3マナ払ってハエと相撃ちが取れるレベル
しかもはらわた撃ち、バウンス一枚でひっくり返る。更に他のタイプのデッキに対してそこまで強みが無い
カード自体は強力で有効だけどそれを活かす(よりトークン寄りの)構築をしない白緑では採用する旨味はそこまでないと思う。逆に上記のカードを入れたトークンばんばんのタイプならこれで大分対策になる筈
はらわた撃ち
ハエを変身前に打ちおとせる意味で有効、あとイリュージョンや流城の貴族、
相手マナクリも落とせるがカードパワー自体は大した事ないのが珠に瑕
初手以外ならば迫撃鞘安定なのが悩みどころ
元より白緑をメタった構成なので有利とは言い難いけど
ここら辺を組み合わせればサイド後は4:6~6:4位の範囲で戦える筈
あとミラクル、リング、迫撃鞘といった既に入ってて有効なカードも多い
ただ正直バグそのものよりバグ、白緑に相性のいい赤単が環境中に
増える事の方が白緑としては厳しいと予想
あと類似のタイプで青イリュージョンと青赤アグロだと有効牌、対策が変わるのも問題
追:ハエと書いてるのは元ネタと思われる「the FLY」の影響です
個人的な白緑を使う上でのバグブレード対策を考察
基本形はコレ
http://d.hatena.ne.jp/Strike/20111105
霊誉の僧兵やPWといった重量級が多い白緑に対して
軽量で打点の高いハエや瞬唱、
白タッチだと深夜の出没、後赤のはらわた打ち
残りはカウンターやバウンス
とにかく隙が小さくて主力がカウンターされている間に押し負ける事が多い
3マナ以上のカードはカウンターの射程に入るし、1マナのクリーチャーは
マナクリ中心の緑白だと打点で負ける、2マナはそもそもジャンプする事の多い
このデッキだとそんなに選択肢が無い事が不利の主因である
(あとドロー等のカードアドをとるカードも少ない)
このアドをとるカードが少ない事が特に問題、相手が土地4枚以上の局面では瞬唱がほぼ確実に1枚分以上のアドを稼ぐ事に対して対策が無い。
バグブレードも純粋コントロールと比べるとアドのとれるカードは少ないけども
高速で決着をつけるような環境ではこの早い段階での微妙な1枚分のアド差を稼ぐ事で
決着がつく局面も多い
という事でアドのとれない白緑の対策としては軽量(3マナ以下)で打点の高いカードorインスタントタイミングで動く事のできるカードを増してプレッシャーをかけ続けるという事になる。
しかし一方でメタが混沌としているので
全体の構成を変えるレベルのカードは余り入れたくないのも正直なところ
極力影響が出ない範囲で対策となりえるカードを考察する
(特に広島型の白緑で以前の型と比べて枚数が減ったカード、入っていないカードから)
そこそこ有効なカード
刃の接合者
メタの変遷でミラクルにお株を奪われがちであるが白3マナのエースカード
またシングルシンボルな事も偉い。ミラクルと交換で使われる事も多いが
バグ対策としては2体クリーチャーが並ぶ事がポイント、純粋な打点でもハエに勝る
3マナのクリーチャーの質では緑白はバグを圧倒するのでミラクルと両方採用する事が望ましい
内にいる獣
万能対策カード、但し3/3が残る。まずこのカードはバグ相手に最適なカードではない。
ただしこのカードの利点は聖別やタイタンといったカードを落とせる汎用性の高いカードであるという事が強みである。この環境では受けが広い事は換え難い利点である。
バグ相手に打つ時は主に1、ハエの飛行がどうしようもない時、2、インスタントタイミングで自分のパーマネントに打つ時、である。特に2、が重要でバグブレードでは3/3を処理する方法がメインではバウンスのみ、サイド後も漸増爆弾と四肢切断しかない。
漸増爆弾はメインで打つカードなのでテンポを乱して次のターン展開できれば十分である。ただしアドバンテージの損失も痛いカードなのは難しいところ。
呪文滑り
アーティファクト対策の跋扈する環境で若干見かける事の減った呪文滑りだがバグには多少有効である。バグの厄介な所は折角刃砦などを展開できてもバウンスでテンポ阻害をされる事である。ここに呪文滑りがいればテンポロスの被害を軽減してくれる
また瞬唱+はらわた撃ちを耐えれるタフネス4が偉い上、ガヴォニーのある白緑ならば打撃線にも対応可能、あとバグ以外にも地味にケッシグの無力化、忘却の輪の回避等の仕事もこなせる
忠実な軍勢の祭殿
白祭殿、説明不要。3~4体のマイアとガヴォニーがあればそれだけで勝てるレベル
ただし意外と相手が高速な事、サイド後には神への捧げ物が入る事から過信は禁物。
ヴィリジアンの密使
2マナ2/1枠とデッキ圧縮担当
バグは土地が22枚構成なので等しい割合でカードを引くと単純に36,7%で土地を引く、一方白緑は土地が24~25枚なので同40%+という事になる。この密度の差が致命傷になる事は往々にしてあるので圧縮効果は無視できないし、純粋に放置されれば2点クロックは瞬唱と同等なので十分なプレッシャーがかけられる
エズーリの射手
おしゃれ枠、1/2+飛行ブロック時にのみパワープラス3。ハエが変身すれば相撃ち、
しなければ一方的に屠れる。深夜に出没する幽霊も同様、瞬唱とも相撃ちは取れる。
タフネス2もはらわた撃ちに対する耐性になる上、1マナ1/2エルフなので流城の貴族、
墨蛾にも一方的に勝てる汎用性はある。スイカバーには手は出ないがまぁ1マナだし
ただしそれ以外のメタには基本的に微妙
とりあえずここまで
あと効果自体はあるけど微妙な(気がする)カードとしては
スラーン(広島型に入っている)
コントロール対策、打ち消されず、バウンスも効かないアンチカードではあるが
4マナに達する頃には相手は返しにスイカバーが出ている可能性も高い。(スラーン4枚刺しを除けば)付け替えもある中でスイカバー相手に突破力のないこのカードが仕事できるかは甚だ疑問
秋の帳
カウンター、バウンスに対する回答カード
テンポロス等に対しては有効だけどアド差を覆すカードではない、このカードのスロットで
攻めた方が有効な気もする
堂々たる撤廃者
だだ強カードではあるけど白ダブルシンボルが純粋にきつい。
以下加筆
悪鬼の狩人
広島型にサイド一枚刺し、おしゃれ枠
ハエ対策には有効、3マナで瞬唱に一方的に勝ち、
変身を解除できるナイスカード、ただし除去としては微妙
特にケッシグの金屑や冒涜の行動、コントロールのデイジャで相手のクリーチャーのみ
復活、というシチェを作りかねないのでやや汎用性に難ありか
ただし白青や同型には有効なのでメタ次第かな、と
深夜の出没
インスタントの生き物召喚、隙も少なくトークン戦略にかみ合う一枚、
ただこのマッチアップで、清浄の名誉や無形の美徳のない純粋な白緑ビートだと
ずいぶん受け身なカードでもある。3マナ払ってハエと相撃ちが取れるレベル
しかもはらわた撃ち、バウンス一枚でひっくり返る。更に他のタイプのデッキに対してそこまで強みが無い
カード自体は強力で有効だけどそれを活かす(よりトークン寄りの)構築をしない白緑では採用する旨味はそこまでないと思う。逆に上記のカードを入れたトークンばんばんのタイプならこれで大分対策になる筈
はらわた撃ち
ハエを変身前に打ちおとせる意味で有効、あとイリュージョンや流城の貴族、
相手マナクリも落とせるがカードパワー自体は大した事ないのが珠に瑕
初手以外ならば迫撃鞘安定なのが悩みどころ
元より白緑をメタった構成なので有利とは言い難いけど
ここら辺を組み合わせればサイド後は4:6~6:4位の範囲で戦える筈
あとミラクル、リング、迫撃鞘といった既に入ってて有効なカードも多い
ただ正直バグそのものよりバグ、白緑に相性のいい赤単が環境中に
増える事の方が白緑としては厳しいと予想
あと類似のタイプで青イリュージョンと青赤アグロだと有効牌、対策が変わるのも問題
追:ハエと書いてるのは元ネタと思われる「the FLY」の影響です
コメント
ガヴォニーが有る分、マナクリ祭りでも割とどうにかなるのであまり相性自体は悪くないですし、むしろ苦手な赤いデッキ対策の方が重要そうな気がします。>メタ
ただ今回の趣旨が上で書いた通り広島で優勝したジュザ型の白緑に入っていないカード、減ったカードについての考察だったので書かなかったのが理由です。
リングや鞘が第一の対策になる事は疑いないと思います。
赤については同意です。頭が痛い…